
関係者(ステークホルダー)との調整
ITサービスは一人で開発しているのではなく、関係者が大勢います。関係者それぞれの役割を明確にすることが重要です。
- 顧客
お金を払う人で、サービスに対する費用を負担する責任者です。 - ユーザ
ITサービスを実際に使う実務者、利用者です。 - プロセスオーナ
プロセスに対する説明責任者(Accountable)。
文書化されている手順書に従ってプロセスが実行されていることや、プロセスの成果が合意された基準を満たしていることに責任を負います。 - プロセスマネージャ
プロセスの実行に対する実行責任者(Responsible)。
プロセスが期待通りに運用されていることに責任を負います。 - サービスオーナ
サービスに対する説明責任者(Accountable)
IT役員やサービスマネージメント役員に対して担当するサービスに説明責任を負います。 - サービスレベルマネージャ
サービスレベルに対する実行責任者(Responsible)

PMPではプロジェクトの関係者をステークフォルダとして管理されています。
RACIモデル
RACIモデルとは、役割と責任を定義する意思決定モデルです。
- Responsible(実行責任)
1人or複数※拠点毎に実行責任者をおく - Accountable(説明責任者)
1人 - Consulted(協議先)
複数 - Informed(報告先)
複数
顧客とユーザの違いについて
ユーザからの要求が多いとユーザ数分の要求が発生し、案件、仕様が纏まり難くなります。
案件の発注元は顧客なので、顧客に要求を纏めてもらい顧客の要求を正式な案件、仕様にする場合もあります。
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