リスク管理

リスク


リスクは予測出来ない事象が発生することで、悪い事象も良い事象も予測出来なければリスクとなります。

リスク(悪い事象)は、脆弱性と脅威で引起されます。

リスク・アセスメント


リスクアセスメントでは、資産に対する脅威を識別し、リスク(脆弱性)の評価を行い、リスクを許容できるかどうかを決定します。

脅威の分類

リスクに対する対策


  • ハード
    故障に備えた予備機の設置
    物理的なセキュリティー
    Webサーバのホスティング
  • ソフト
    ソフトのバックアップ

  • 障害時に備えた対応手順の準備
    教育、訓練の実施

ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)のリスク対応


  • 保有
    リスクが許容範囲内で、リスク対策費の費用対効果が得られない場合、対策を行わない。
    例)自家用車の車上荒らしを防ぐために、24時間体制でガードマンを雇うことはしない。
  • 低減
    ITサービスを中断させる潜在的な要件を低減させ、リスクが許容範囲になるまで、リスク対策を行う。リスクを0%にした訳ではないので、100%安全との保証が出来ない。
    例)OSへセキュリティーパッチをあてる。
    停電に備えた電源供給装置
    ハードディスク障害時のデータバックアップ
  • 移転
    リスク保有、低減が困難な場合、別組織とリスクを共有する。
    例)数百億規模の公共開発を行う際に、複数の建設会社が共同開発を行う。
  • 回避
    リスクが非常に高い場合に、リスクそのものを取り除く。
    例)リスクを伴う事業自体を廃止する。
    リスクを0%にし、100%安全との保証を行う。

PMPでのリスク管理


PMPでもリスクに関するプロセスが設けられており、知識エリアのうち「プロジェクト・リスク・マネジメント」にて管理されています。

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